なぜ？「強い人の真似」が通用しない残酷な現実
「あのトップ選手と同じラケットを使えば…」「あの先輩と同じフットワークをすれば…」 ええ、わかります、その気持ち。憧れの選手のようになりたい、勝ちたい。でもね、ちょっと待ってください。
能力差という、目を背けたいけど無視できない壁
身も蓋もないことを言いますが、ぶっちゃけ、強い人と我々凡人（失礼！）とでは、持っているものが違いすぎます。 肉体的なポテンシャル、バドミントンIQ、勝負どころでのメンタルの強さ…。これらが同じ土俵にあると考えるのは、少々…いや、かなり楽観的すぎやしませんか？
同じ練習、同じ戦術をやったところで、結局は元々の能力差が結果として現れるだけ。悲しいけれど、これが現実なんです。
トップ選手は「弱いフリ」なんかしない？その解釈、間違ってます！
「リンダン選手やリー・チョンウェイ選手は、試合中も堂々としているじゃないか！だから自分も！」 …はい、出ました。それこそが、典型的な「負ける思考」だって、今日の先生はバッサリでしたね。
彼らが堂々としていられるのは、彼らが紛れもない「強者」だから。圧倒的な実力と実績があるからこそ、それが許されるんです。 我々が同じように振る舞ったところで、それはただの虚勢。メッキはすぐに剥がれますよ。
危険！「強いフリ」が相手を本気にさせる？
さらに恐ろしいのは、初心者が「強いフリ」をすることで、かえって相手を有利にしてしまうという事実。 「お、こいつ、なんかデキるやつっぽく振る舞ってるな…本気でやらなきゃ！」と、相手の集中力を高め、警戒させてしまうんです。
結果、相手は最高のパフォーマンスを発揮し、こちらは為す術もなく撃沈…なんてことになりかねません。いや、実際よくなりますよね？（経験者は語る）
勝機を見出せ！弱者だからこそできる「賢い」戦い方がある
じゃあ、どうすればいいんだ！と叫びたくなったあなた、安心してください。 弱者には弱者の、つまり我々には我々だからこそ取れる、クレバーな戦い方があるんです。
強い人と同じ土俵で、同じ戦い方をしようとするから勝てない。 わざわざ相手の得意なフィールドで勝負を挑むなんて、それこそ無謀だと思いませんか？
今日の教室では、その「弱者の戦術」について具体的なヒントがいくつも提示されましたが…それはまた別の機会に詳しくお話ししましょうか。（焦らし作戦、ふふふ）
迷える子羊たちへ…強者のアドバイス、鵜呑みにしてませんか？
これもまた、多くの方が陥りがちな罠。「あの強い先輩にアドバイスをもらおう！」 その気持ちは素晴らしい。向上心の塊です。でもね…
強者は自分の「スゴさ」を説明できない？
悲しいかな、ほとんどの強者は、自分がなぜ強いのか、どうやってそのプレーをしているのかを、的確に言語化できません。「シュッときて、バシッと打つんだよ！」「もっと気合で！」 …いや、それができれば苦労はしないんですって！と、何度心の中で叫んだことか。
これはもう、このオンライン教室に参加している皆さんなら、骨身にしみて分かっている「あるある」ですよね？
アドバイス迷子になってませんか？
結果として、強者からの（悪気はないけれど）的外れなアドバイスに振り回され、迷走してしまうプレイヤーが後を絶ちません。「A先輩はこう言ってたけど、Bコーチは真逆のことを…一体どっちが正しいの？？」
ああ、なんて不毛な時間でしょう。その時間で、もっと自分に合った練習ができたはずなのに！
まとめ：自分を知り、自分だけの勝ち筋を見つけよう！
結局のところ、大切なのは「自分自身を客観的に知ること」。 自分の得意なこと、苦手なこと、フィジカルレベル、性格…。それらを冷静に分析し、自分に合った戦い方、練習方法を見つけ出すことこそが、上達への一番の近道なんです。
強い人の真似をするのではなく、強い人の「考え方」や「取り組む姿勢」から学ぶべきポイントはたくさんあります。でも、それをそのまま自分のプレーにコピペするのは、もうやめにしませんか？
今回のオンライン教室も、そんな「自分だけの勝ち筋」を見つけるためのヒントが満載でした。 参加できなかった方は…うーん、残念！としか言いようがありませんが、このレポートが少しでもお役に立てれば幸いです。
次回のオンライン教室も、あなたのバドミントン観をひっくり返すような、刺激的な内容になること間違いなし！ 広報担当のネット際魔術師がお届けしました！またコートでお会いしましょう！シャトルに愛を込めて！